黒く染まりすぎた髪色を明るくする方法

白髪染めで思いのほか暗くなってしまった髪色が気に入らないなら

種類やカラーが豊富になった白髪染めの中から、自分好みの1品を見つけ出すまでには何度か失敗はつきものです。

 

とくに、自宅でのセルフカラーリングとなると染慣れるまでにも毎回試行錯誤が必要で、染めあがりに満足できるようになるまでには多少の時間がかかります。

 

それだけ初めての白髪染めで思いどおりの仕上がりになることは難しいのです。

 

染めあがりの色や仕上がり具合は、パッケージの写真やサンプルの髪色などを参考にしたり、口コミなどを調べて情報を集めたりもできますが、使う人の髪質や白髪の量などでも違いが出てしまうので、なかなかイメージ通りの仕上がりとはいかないのが現状です。

 

よくある失敗の中に「髪が思いのほか暗く染まってしまった」ということがあります。こういう場合、みんなはどうしているんでしょうか。どうすれば髪色を明るくしなおせるのでしょう。

明るめの色で染めなおしても明るくはなりません!

パッと思いつくのは「明るいカラーで染め直せばできるんじゃない?」って、暗く染まった髪をさらに明るい色の白髪染めで染めなおす方法だと思います。ですが、この方法では髪色を明るくすることはできません。

 

白髪染めは普通のカラーリング剤と違って染毛料の濃度が濃く、染まりやすく作られています。なので暗い色に明るい色をかさねてもそれは無駄な抵抗・・・ 残念ながら髪色が明るくなることはありません。

 

強制的に染まった色を落とすには、白髪染め後1週間以内であればプロである美容院で相談するか、パーマ液で拭き取って白髪染めを落とす。白髪染め後1週間以上経過しているならブリーチで脱色するしかありません。

 

この手荒な方法では理想の明るさにすることも難しいですし、髪や頭皮を間違いなく痛めてしまうので安易に行うのは絶対にやめてください。どうしてもの場合は、やはり美容院で相談の上で髪色を調整してもらうのがベストです。

 

白髪染めは時が経てば自然に色落ちします。落ちてほしくない場合でも落ちます。(笑) 

 

髪の毛が1ヶ月に1cm伸びると共に白髪も伸びるので、そのサイクルに合わせて白髪染めを使うことになりますが、暗く染まるのが嫌だからといってあまり明るめの色を使ってしまうと、前回暗く染まった部分との境が目立ってしまいます。最初のうちは色の明るさが違いすぎないよう色選びに気をつけましょう。

 

この経験を糧に自分に合った白髪染め選びをして下さいね。



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