髪を傷めずに白髪を染める方法

ダメージが心配!髪や頭皮を傷めない白髪染めはないの?

白髪染めといえば・・・

「白髪を染める代償として髪が傷んでしまうのは仕方がない。」「白髪をしっかり染めるために強い薬品を使っていてあたりまえ。」

 

などといった髪や頭皮への負担が大きいイメージがありませんか?

 

それは過去の話であって、現在主流となっているのは「よく染まって髪や体にやさしい」白髪染めです。

 

それだけ「染まりやすさ」や「髪が傷まない」ものを求める声が多くあるということですよね。もちろん私も白髪が染まっても髪がボロボロになったり、地肌がトラブルだらけになってしまうのは絶対に嫌です。

 

そこで髪や頭皮を傷めずに白髪を染めたい場合、重要なポイントになるのが白髪染め選びです。さまざまなタイプの白髪染めの中から自分に合うものを選ぶために注意すべきこととは?

市販の白髪染めを使って自宅で染めたら髪が傷む?

白髪染めには、これまでのクリームタイプや液体タイプ以外にも手軽に染めやすい泡タイプやシャンプー・トリートメントタイプなど、扱いやすく髪への負担を軽減した白髪染めが豊富になり、以前に比べて髪を美髪に染め上げてくれるものが増えています。

 

その中でも髪のキューティクルを破壊しないシャンプー・トリートメントタイプの白髪染めが髪を傷めずに手軽に白髪を染めることができます。

 

シャンプー・トリートメントタイプの白髪染めは、洗髪の際に通常のシャンプーやトリートメントと同じように使うだけで少しずつ髪を着色し白髪を目立たせなくするのが特徴です。一般的な白髪染めと違い薬品で無理にキューティクルを開いて着色するのではなく、髪の表面を染料でコーティングしていく方法なので髪への負担がありません。

 

またトリートメントタイプは植物由来の天然の成分で作られているものが多く、髪の補修や保湿効果が高い美容成分も配合されているので美髪に仕上がると女性に大変人気があります。

 

ただし、シャンプー・トリートメントタイプの白髪染めは使うたびに除々に白髪を着色するため1度では染まりません。しっかりと着色するためには5日〜1週間程度続けて使う必要があります。また、染まり具合が浅いため色落ちが早いというデメリットも。 1度で白髪をしっかり染めたいという方には、やはり髪の内部まで染料が浸透する白髪染めがおすすめです。

美容院で白髪染めをプロに任せたら髪が傷まない?

答えはNO!

 

白髪を染める仕組みそのものは美容院で染めても自宅で染め手も同じです。つまり、美容院で白髪を染めても髪はダメージを受けるということ。

 

もちろん、髪のプロに白髪を染めてもらうのと素人の自分がやったのとでは、比べ物にならないくらい全く仕上がりが違います。

 

手触りも柔らかくパサつかないですし、白髪なんてもともと無かったかのようにキレイでツヤツヤの美髪になります。

 

仕上がりだけで判断すると美容院で染めてもらう方が髪を傷めない印象ではありますが、これは髪にダメージがないのではなく美容院ならではのプロのテクニックがあるからこその仕上がり。
個人個人の髪の状態に合わせて染料の調合や染め方を工夫し、トリートメントなどのヘアケアテクニックで髪のダメージを誤魔化すのが上手ともいえますね。

 

髪の内部まで1度で染まる市販のヘアカラー(永久染毛剤)を使って自宅で染める場合でも、染める前と後をしっかりケアすれば髪や頭皮への負担を十分軽減できます。 最も大事なのは染めた後のヘアケアです。

 

白髪染め後は、髪のキューティクルが開いた状態がしばらく続くため、内部の染料や水分が流れ出やすくなりパサツキやゴワツキを感じます。そのため、キューティクルを閉じ水分が蒸発しないように補修効果の高いトリートメントでしっかりヘアケアを行うことが大事になります。

 

色落ちを防ぐためにも洗髪の際は水に接する時間を短くすることもポイント。洗い流さないタイプのトリートメントを使うなど、髪の保護と保湿を心がけましょう。


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