傷んだ髪は染まりやすく色落ちしやすい

髪が傷んでいるほど白髪染めが染まりやすい理由とあっという間に色落ちする原因

髪に負担が少なく美髪に染まると人気の白髪染めをたくさん見かけるようになりました。が、実際使ってみた感想は人それぞれ・・・

 

商品の口コミをチェックすると、キレイに染まったと喜んでいる人もいれば、思いどうりに染まらず残念がっている人もいます。

 

同じ商品を使っても染めあがりに違いが出てしまうのは、白髪の量や髪質に個人差があったり、染める時の室温や放置時間によって差が出てしまうことが理由です。

 

その他に、もともとの髪の傷み具合によって仕上がりが違ってくるのをご存知ですか?

 

髪は傷んでいれば傷んでいるほど染まりやすく、そして、髪が傷んでいれば傷んでいるほど白髪染めが色落ちしやすいんです。(泣)

キューティクルが開いている傷んだ髪だからこそ白髪染めが染まりやすい

本来、健康な髪は小さなウロコ状のキューティクルがいく層にも重なり合い、艶やかさや指どうりの滑らかさを生み出しています。

 

キューティクルが密接に重なり合うことで水やブラッシングなどの外部刺激から守り、内部のタンパク質や水分が流失しないよう保護する役目があります。

 

やはり美髪にはキューティクルが整っていることが重要ですね。

 

ただ、カラーリングやパーマを何度となく繰り返した髪や、夏の強い直射日光や紫外線で傷んだ髪は、キューティクルが開いて乱れた状態となり、パサつきやゴワつきといった手触りの悪さや、艶やまとまりが無いなどの見た目の悪さの原因になります。

 

そして、この隙間の多い開いた状態のキューティクルだからこそ白髪染めの染毛料が髪の内部まで浸透しやすく、短時間で染まりやすいという現象が起きるのです。

 

白髪がしっかり染まってくれることは嬉しいですが、思いのほか暗く色が入りすぎてしまい理想の仕上がりにならないことも。今の髪の状態を事前に把握したうえで色選びや放置時間を調整しましょう。

せっかく白髪を染めてもキューティクルが開いたままだと・・・ すぐ色落ちします

キューティクルが開いた状態は白髪染めの染毛料が髪の内部まで浸透しやすく短時間で染まりますが、そのままではあっという間に色落ちしてしまいます!

 

キューティクルが開いたままではせっかく染まった染毛料が再び隙間から流れ出ることに・・・(泣)

 

白髪を染めた後は集中ケアができるトリートメントでキューティクルの補修と保湿をしてあげましょう。開いているキューティクルをしっかり閉じることで染めあがりのキレイな髪色が長持ちしますよ。

 

中でもおすすめなのは洗い流さないタイプのトリートメント♪ 

 

髪は水分を含むと膨張してキューティクルが開きやすく色落ちの原因にもなりやすいので、できるだけ濡れている時間を少なくしてあげることが理想です。


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