白髪染めによるアレルギー反応について

放っておくと危険!知らなかったじゃ済まされない白髪染めでおきるアレルギー症状

白髪染めを使用中に頭皮がヒリヒリしたり、チクチクするような痛みを感じたことはありませんか?

 

その他にも赤みやかぶれなど、頭皮を中心に皮膚トラブルを起こした経験は?

 

そういった症状が出る場合、白髪染めに使われている薬剤にアレルギー反応を起こしている可能性があります。

 

その中でも、白髪をしっかり染めるために使われている酸化染毛剤に対してアレルギー反応を起こす人が多く、約70%がジアミン系の化学物質に反応するといわれています。

 

重い症状になると呼吸困難や心不全など命にかかわる場合もあるので、白髪染めだと甘く考えずにアレルギー反応に対してもっと危機感を持つべきです。

皮膚に異常が出たらすぐに使用を中止して皮膚科の診察を受けましょう

消費者庁に寄せられた染毛剤による皮膚トラブルの相談件数は2010年度以降の約5年間で千件を超え、そのうち約170件が1ヶ月以上の重症だったという報告があります。

 

白髪をそのままにしておくわけにはいかないですが、せっかく染めても頭皮や肌にトラブルが起きてしまったら全てが台無し。(泣)

 

白髪染めアレルギーを甘く見ては危険です!

 

消費者安全調査委員会が行った調査でも、白髪染めを使う消費者側もアレルギー反応についてしっかりとした知識が必要だなと感じらされる報告があります。

 

それは、一度何らかの症状が出たことのある者が使い続けると、さらにアレルギー症状を重症化させやすいということを消費者のほとんどが知らないというもの。

 

また、これまでアレルギー症状が出ていなかった人に突然症状が出る場合もあるそうで、誰に起きても不思議じゃないことを考えらされます。

 

アレルギー反応が出ないかを調べるため使用前にパッチテストを行いますよね? その段階でアレルギー反応があった場合はもちろん使用してはいけませんが、パッチテストで問題がなくても白髪染めを使用中に頭皮がチクチクしたり赤みやかぶれなどが起きることがあります。

 

その場合はすぐに使用を中止して皮膚科医の診断を受けてください。自己判断で適切な処置が遅れると症状がますます悪化して、完治するまでに時間がかかってしまいますよ。

白髪染めアレルギーの方にはノンジアミンのヘアカラートリートメントがおすすめ

白髪染めでアレルギー反応を起こしてしまった場合、白髪染めがこれから先全く使えなくなるというわけではありませんが、使える白髪染めにどうしても制限がでます。

 

全てのアレルギーに対して詳しいわけではないですが、ジアミンによるアレルギー反応の場合、ノンジアミンの白髪染めを使えば白髪を染めることができます。

 

 

ノンジアミンやジアミンフリーとされる白髪染めは4種類で、カラートリートメントやヘアマニキュア、ヘナカラー、お歯黒式の白髪染めがあります。この中でもヘアカラートリートメントは染めるのが簡単で髪や地肌にやさしいと評判のようです。

 

どのような商品が人気かネットで調べたところ、染まりの良い「ルプルプ」や「利尻へアカラートリートメント」、敏感肌やアトピーの方に選ばれている「くろめヘアカラートリートメント」などが現在注目されています。

 

ヘアカラートリートメントはいつもの洗髪の際に使うトリートメントの使い方とほぼ同じで、髪や地肌に優しい成分を使っているものが多く、トリートメント効果で髪の補修やツヤ、まとまりのある染めあがりになるのが特徴です。

 

アレルギー反応が出てないなくても、敏感肌の方やできるだけ髪や頭皮に負担がないものを好まれている方などにも広く使われています。

 

白髪をそのままにしておくわけにはいかないですし、かといってアレルギー症状はゴメンです。白髪染めアレルギーの方は皮膚科医に相談したうえで白髪染め選びを慎重に行ってください。


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