白髪を染めても、染め上がりの色が長持ちしない、すぐに色落ちすると感じたことはありませんか?
髪質によって染まりやすかったり染まりにくかったりするように、白髪染めが落ちやすい落ちにくいにも個人差があります。
実は、髪質以外にも日頃のケアの仕方によっては色落ちを加速させてしまうことがあるんです。それは、普段使っているシャンプー。
市販されているシャンプーの多くは高級アルコール系シャンプーや石鹸系シャンプーで、界面活性剤が主成分の高級アルコール系シャンプーは、洗浄力が高く着色料までも洗い流してしまいます。
また、安全性が高いとされる石けん素地が主成分の石鹸系シャンプーは、アルカリ性のため髪が膨潤して内部に浸透した色が流れ出てしまいます。
髪や地肌の汚れがスッキリ落ちるとされるシャンプーは、色落ちを進めてしまうということなんですね。では、色落ちしにくいシャンプーってないのでしょうか?
それは、髪の主成分であるタンパク質を構成するアミノ酸から作られているアミノ酸系シャンプーです。肌や髪と同じ弱酸性で白髪染めが落ちにくいシャンプーとされています。モコモコした泡ではないですが洗浄力があって、髪や頭皮をやさしく洗いあげてくれます。
ただ、市販のアミノ酸系シャンプーには高級アルコール系シャンプーにアミノ酸が配合されたものもあるので、成分表示をしっかり確認して下さいね。
1度白髪を染め始めると悩みのタネとなるのが、次に染めるまでの「憂鬱な期間」です。
白髪ケアを手抜きしているように見られるのは嫌だけど、髪や頭皮への負担が気になったり、染めるタイミングがなかったり、キレイな髪色を常にキープするのはなかなか大変。
色落ちして白髪がキラキラと目立ち始めたり、伸びてきた根元の白髪を見つけると、憂鬱な気分との戦いになるんですよね。
ヘアカラー、ヘアマニキュア、カラートリートメントなど、白髪を染める方法や色持ちの期間に差はあるものの、どのように染めても時間の経過とともに白髪が目立つようになります。(泣)
色落ちさせない工夫やコツを取り入れることも染め上がりのキレイな髪色をキープするポイントですが、憂鬱な期間も工夫できることはたくさんあります。
次に白髪を染めるまでの間隔をできるだけ長く、楽しみながら乗り越えましょう。
髪に負担が少なく美髪に染まると人気の白髪染めをたくさん見かけるようになりました。が、実際使ってみた感想は人それぞれ・・・
商品の口コミをチェックすると、キレイに染まったと喜んでいる人もいれば、思いどうりに染まらず残念がっている人もいます。
同じ商品を使っても染めあがりに違いが出てしまうのは、白髪の量や髪質に個人差があったり、染める時の室温や放置時間によって差が出てしまうことが理由です。
その他に、もともとの髪の傷み具合によって仕上がりが違ってくるのをご存知ですか?
髪は傷んでいれば傷んでいるほど染まりやすく、そして、髪が傷んでいれば傷んでいるほど白髪染めが色落ちしやすいんです。(泣)
女性の天敵「紫外線」はシワやシミなどの肌を老化させるだけでなく、髪も老化させることを知ってますか?
太陽光とともに年中降り注いでいる紫外線は、春頃から増え始めて日差しの強くなる夏にピークを迎えます。
お肌の紫外線対策は徹底的にやっている女性でも、髪の紫外線対策はついつい忘れがち。かなりのダメージを受けているかも?! (焦)
そもそも、私たち地球上のあらゆる生命体は、太陽光が与える天候や自然の営みによる恩恵を受けて日々の生活をしています。
人体に対する紫外線の役割としては、カルシウムの吸収率を上げるビタミンDを合成させて骨を強くしたり、血行や新陳代謝を促進させる効果のある健康づくりに必要なものでもありますが、過度に紫外線を浴びると皮膚がんなどを引き起こす発がん性もあり、髪にも知らず知らずのうちに負担を与える事に・・・
ダメージを受けて傷んだ髪は見た目や手触りが悪くなるだけでなく、色落ちしやすくい状態になります。日差しが強くなってから紫外線対策をするのでは遅く、髪にも日頃からのケアが必要というわけです。
髪のカットやパーマは美容院で髪のプロである美容師さんにやってもらうのがあたりまえですが、カラーリングや白髪染めは市販のものを使って自宅ですることもありますよね?
とくに白髪染めはドラッグストアやコンビニなどでも手軽に買うことができ、種類やカラーバリエーションも豊富にそろっています。
美容院で染めたような仕上がりになると評判のものや、美容成分や補修成分が贅沢に配合されたものまでさまざま。
しっかり染まって色持ちするよう進化し続けている白髪染めですが、やっぱり美容院で使われている白髪染めの方が落ちにくいのでしょうか?
胸を張って「自宅でのセルフカラーリングに自信があります!」って言える方は少ないと思います。失敗経験が全くない方はまずいないのでは・・・
私もそうですが、大なり小なり何かしらやっちゃった経験者の方が断然多いでしょうね。
なぜ失敗してしまったのか原因を探っていくと、案外ちょっとした事だったりします。
1番ダメな失敗例は説明書をちゃんと読まずに使用してしまったパターン。コレは絶対やっちゃダメなやつです。話になりません。(笑)
「自宅で白髪をキレイに染めたい」「もう市販の白髪染めで失敗したくない」方も、自宅でのセルフカラーリングが満足できる染めあがりになるよう、しっかりポイントをおさえておきましょう。
夏といえばプールや海水浴、キャンプ、夏祭り、ビアガーデン、など開放的なイベントが多く賑やかで楽しい季節ですね。
ただ・・・、とにかく暑いし日差しが強い!
何をするにも汗をかいて体力がもたない!
など、体調管理にも気をつけなくてはいけない時でもあります。
そして、身体と同じように気をつけたいのが髪の毛です。
肌については多くの方が日焼け予防や紫外線対策などをしっかりとされていると思いますが、意外とこれといった対策をされていない無防備な髪は、知らず知らずのうちにダメージを受け続けて傷んでしまうことがあります。
傷んだ髪はパサツキやゴワツキの原因になり、色落ちもしやすくなります。
夏だからこそのヘアケアをしっかりと行ってキレイな髪色をキープさせましょう。
カラーリング当日は「髪を洗わない方がいい」って聞いたことありませんか?
この我慢が色持ちさせるポイント! 実は、カラーリング後のシャンプーの仕方で髪色が長持ちするかどうかが変わってくるのです。
せっかくキレイに染まった髪を色落ちさせたくはないですし、1日でも長く染め上がりの美しい髪色をキープしたいですよね。
でも、カラーリング後も毎日なんとなくただ髪を洗っていませんか?
とくに染めた当日のシャンプーは色落ちを加速させてしまうだけではなく、髪そのものの健康にも悪影響が及ぶことがあります。
なぜ、カラーリング当日のシャンプーはNGなのか、シャンプーの仕方を工夫するだけで髪色を長持ちさせることができるのか、髪の健康にどのような関係があるのか、これらの理由を詳しくみていきましょう。
白髪は比較的簡単に自宅で染めることができるようになったので、市販の白髪染めを使ってセルフカラーリングされる方が増えていますが、パーマをかけるとなるとやはり美容院にお世話になりますよね。
久しぶりに美容院へ行くとなると、あれもこれもついでに済ませようと当然思うわけで、「白髪も染めたいし、パーマもかけたい。」とついつい欲張ってしまいます。
そうなると、白髪染めとパーマのどちらを先にするのが正解なのでしょう?
そもそも、白髪染めをするのもパーマをかけるのも、髪や頭皮への負担が大きいことは間違いないわけで、それぞれに使われる薬剤が影響しあうことも考えられます。同日に両方を済ませることは可能なのでしょうか?
「そろそろ髪型変えようかな・・・パーマもかけたいし、白髪も気になるから染めてもらおっ!」 とお考えの方へ忠告です。
どうせ美容院へ行くなら、カット、パーマ、カラーを同日に済ませたい!!
その気持ちはわかりますが、パーマとカラーリングを同時に行うのはやめましょう。自宅での白髪染めの後、すぐ美容院でのパーマもNGです。
白髪染め後のパーマは、パーマ液が白髪染めやカラー剤の色素を落として色落ちさせてしまい、その反対の、パーマ後の白髪染めは、白髪染め剤でパーマが弱くなる可能性があります。
美容院で使われている薬によって違いはありますが、ここは欲張らずにパーマと白髪染めはそれぞれ別の日に行った方がどちらもきれいに仕上がります。
想像していただければわかることだと思いますが、白髪は根元部分が最も新しく先端が最も古いため、根元に比べこれまでの繰り返し染められている先端の方に色が濃く残こります。
つまり、白髪染めの色が落ちるにつれて、頭頂部の方が明るい色になりやすく、とくに分け目部分が白っぽく目立つようになるのです。
このように2色の配色になった状態がデザートのプリンのように、頭頂部が暗く毛先に行くにつれて明るくなることから「プリン」、その反対で、頭頂部が明るく毛先に行くにつれて暗くなることを「逆プリン」と表現しますが、率直に言うと見た目に残念なとても恥ずかしい状態・・・
この逆プリンになると、日頃の苦労や生活感がにじみ出て一気に老けこんだ印象にもなってしまいます。色落ちしやすい白髪染めではすぐにこの残念な状態になってしまうので要注意です。
白髪染めが色落ちしてしまう原因は、生活スタイル、紫外線やドライヤーの熱による髪のダメージなど、さまざま要因があるとされていますが、最大の原因は「水」だという驚きの事実があります。
シャワーや入浴中、髪を洗ったり洗顔をするときなど、髪が直接水に触れることは毎日の日常生活のなかで何度となくありますよね。
夏場だと汗を流すためにシャワーを使う回数も増えますし、プールや海水浴を楽しまれる機会もあります。プールなどの塩素によって染料が壊れてしまうこともあるんです。
白髪染めの染料は髪の内部に着色しますが、髪は水分を吸うことで膨らむみ、その時に毛髪組織の隙間をぬって色が流れでてしまうのだそうです。その結果、染めたはずの白髪が浮き出てしまい色落ちしたと感じるのです。
白髪を染めてから色が定着して髪になじむまでには1日以上かかり、約1週間は色落ちしやすい状態です。
その原因は、白髪染めにより髪のキューティクルがダメージを受けて開いたままになり、髪の内部に浸透していた染毛料が流れ出やすくなっているから。
この、開いてしまったキューティクルをできるだけ早く正常に戻すことがポイント!
カラーリング当日は、なるべく髪が濡れないようにした方が良いって聞きますよね? 髪は水分を含むとさらに膨張してしまいまい、そのタイミングで洗浄力のあるシャンプーを使えばますます染毛料を洗い流すことになってしまいます。
せっかく染めても自ら色あせを加速させてしまっては元も子もありませんからね。色落ちを防ぐためにも髪のキューティクルを集中補修できるトリートメントが効果的というわけです。
では、どのようなトリートメントでヘアケアをすればいいのでしょう?